活動ブログ
アーティストにしつもん!(池平さんからのお返事)
- 夏のミテ・ハナソウ
「ミテ・ハナソウ展2019 もうひとつの夏休み–フシギの世界でミテ・ハナソウ!」の研究の間に用紙を置いて、来場したみなさんからアーティストへの質問やメッセージを書いてもらっていました。
関連イベント「アーティストに直撃!」でも似たような質問に触れられましたが、池平さんが全てのコメントに答えてくれました!
いつでも常に閃いています。形に残せるのはほんの一部分です。
本当に塗りたい色を本当に塗りたい気持ちで塗るとこうなります。
同じ絵の具でも塗りたくて塗ったのとそうでないものは全然違う色になります。
部屋に限らず日常で受けるどんな影響も全て良い影響に変える訓練をしています。
あらゆる出来事が良い影響を与え合うように日常をコントロールしています。
まず最初に描きたいものが見えて、次に描きたい位置と大きさがセットで見えます。
完成作品のイメージはしませんが、うまくいくイメージだけは常に絶やさないようにしています。
ありがとうございます。
嬉しいことや楽しいことばかりではありませんが、それでも昨日がなければできなかった今日、今日がなければできなかった明日を作り続けて乗り越えて行きたいと思います。
毎日一番心を震わせたものを正直に描くことを心がけています。
でもそんなに毎日感動的なことばかりは起きません。
ほとんどの日は、食べものや動物や昆虫や花など、些細な出会いがその日の一番描きたいものに選ばれます。
(咲哉より。)成功の秘訣は練習だと思います。でも絵の練習はしたことがないのでどう答えていいのかよく分かりません。
子どもが僕の絵の中に本気で落書きをした時に怒るのではなく「よくやったね。ありがとう。」と言える自分作りをする為に今の制作スタイルが生まれました。
本物を見ると画像で見るより沢山の発見があります。
それが描きたい気持ちにつながるからです。
良い絵を描く方法はどれだけ自分を描きたい気持ちにさせられるかです。
らいよんって可愛いですね。これからこの虎の名前は「らいよん」にします。
らいよんの目は眉毛をつけて僕の好きな表情に変えました。
会期中に眉毛が取れたので、美術館の永山さんに修理をお任せしました。
今は永山さんの好みの表情になっているはずです。
3ヶ月かかりました。
3ヶ月かかる絵を描くために3ヶ月飽きないことが大切です。
描きたい気持ちが3ヶ月続かないと描けません。
途中で飽きた作品は絶対に失敗します。
反対に、最後まで夢中でいることが出来れば絶対に成功します。
正解!福島県「ゼリーのイエ」です!
ある日、僕が描いている全てのゼリーの画像が一軒のゼリー屋さんのものだと気づきました。
僕はびっくりして「あなたは素晴らしい。」とメールを送りました。
すると「あなたも素晴らしい」とお返事が来ました。
池平さん、ありがとうございました!