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ミテ・ハナソウについて

ミテ・ハナソウの目指すこと

「ミテ・ハナソウ」とは、作品をよく見て(ミテ)話(ハナ)ししながら鑑賞しよう、という佐倉市立美術館を拠点にしたプロジェクトです。市民の鑑賞コミュニケーター「ミテ*ハナ」が、美術館って敷居が高い、どうやって作品を見たらいいのかわからないという大人や子どもに、見て話しながら作品を楽しむ「対話型鑑賞」を通して、美術作品の楽しみ方を伝えています。 そして、単に美術の楽しみ方を知るだけでなく、
・自分の感じていること考えていることを伝える力
・相手の言おうとしていることを理解する力
・答えのないものに向き合う力
・論理的に考える力
・色んな角度から物事を考える力
・意見の異なる他者を認めて受け入れる力
・自分達の力を認め合い、自信をもつ力
・みんなで協働する力
などなど、さまざまな力を一緒に育んでいくことで、自分らしく、人と共に生きることを広げていきたいと考えています。

対話型鑑賞について

一つの美術作品をグループで、思ったこと感じたことをミテハナす(見て話す)ことで、段々と作品の見方が深まっていく鑑賞の方法を「対話型美術鑑賞」と呼びます。ミテ・ハナソウでは、作品をよくみて一人ひとりに考えることを促し、さまざまな意見を引き出しながら、対話を紡いで作品の見方を深めてゆく「Visual Thinking Strategies(ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ。以下「VTS」)」という方法を取り入れています。VTSは1つの固定した正解を追求せず、作品をよくみて自分の考えを言葉にすることから、観察力や思考力、コミュニケーション力がつくとされています。「ミテ*ハナ」は、作品と鑑賞者の間をつなぎ、対話を生み出す鑑賞コミュニケーターで「ミテ*ハナさん」と呼ばれています。全員、研修を受け、練習を重ねた市民ボランティアです。

対話型鑑賞ってどうやるの?

おもに3つの問いかけで対話がすすみます。

1作品の中で何が起こっている?どんなふうに見える?
2絵のどこからそう思ったの?
3他に何か発見はある?


対話型鑑賞の動画

ミテ・ハナソウ展
ミテハナ鑑賞会
スクール・プログラム
アートカード

過去の活動ブログ

ミテ・ハナソウ佐倉とは?

「ミテ・ハナソウ佐倉」は、佐倉市立美術館の鑑賞ボランティアの組織で、学校のスクールプログラムの運営と実施を担当しています。通称「ミテ*ハナさん」と呼ばれています。他にも、高齢者施設や大学と連携し、活動を広げています。コロナをきっかけに、2020年度からオンライン鑑賞会を始めました。

ミテ*ハナさんについて

美術館×アート作品×人との出会いをつくる鑑賞コミュニケーター
「ミテ*ハナさん」は、佐倉市立美術館に訪れる大人や子どもたちと、作品の出会いの場をつくる鑑賞コミュニケーターです。 通称「ミテ*ハナさん」と呼ばれています。長期の研修を受け、練習を重ね、市民ボランティアとして活動しています。

美術館での活動

◯毎月1回の「ミテハナ鑑賞会」で、一般の鑑賞者と作品をみながら、おしゃべり鑑賞(現在はお休み中) ◯夏は「ミテ・ハナソウ展」や「ミテ・ハナソウルーム」でおしゃべり鑑賞会や鑑賞サポート

学校や施設での活動

◯美術館に来館する小学生に学校で事前授業 ◯美術館に来館できない学校に出前授業 ◯高齢者施設や大学と連携した活動などミテ*ハナの発案や、依頼を受けて活動はどんどん広がっています。

オンライン鑑賞会の活動

◯毎月1回の「オンライン鑑賞会」では、全国から集まった参加者へ佐倉市立美術館の紹介と収蔵作品でおしゃべり鑑賞

鑑賞コミュニケーターになるには

対話型鑑賞の体験を重ね、ファシリテーションについて理論や実践の研修を受けた後、仲間と練習しながら、少しずつ活動の現場へデビューします。

STEP1

作文とグループ説明&面接会

2、3年に1回、不定期で募集があります。作文は毎月開催しているミテハナ鑑賞会や体験会に参加して、その感想を提出すればOK! 面接といっても堅苦しいものではなく、対話型鑑賞の映像を見たり、活動の説明などです。

STEP2

基礎研修(全2日)

丸2日の基礎研修に参加します。 体験と理論とワークショップを積みあげて、鑑賞コミュニケーターとしての基本を学びます。「目から鱗が何枚も落ちる!」「日常のコミュニケーションでも使える!」と好評です。

STEP3

実践研修と自主研修(毎月)

基礎研修が終わると、現場のお手伝いと毎月の実践研修と自主研修がスタート。 現場では先輩ミテ*ハナをサポートしながら、みて実践して、学びが深まります。

ミテ*ハナの基礎研修

学びに終わりはありません。 子どもたちや来館者と一緒にミテ*ハナも学び、成長しています。 あなたも、ミテ*ハナさんになりませんか? ミテ*ハナの募集は不定期なので、募集のお知らせをこちらからお送りします。

連絡先登録

ミテ*ハナの学びについてはこのような評価を受けています。

仲間がいるから成長できる 事業評価 コーディネーター 熊谷 薫さん 「ミテ・ハナソウ・プロジェクトを支えるミテ*ハナさんたちは、美術館という場で、仲間とともに活動するからこそ、どんどん自発的に活動するようになっていきます。こうした活動は日常生活をさらに生き生きしたものにし、ミテ*ハナさんの周囲へと伝わっていきます。こうしたボランティア活動は、楽しんで活動する人がいること、そしてそれがどんどん周囲の人へ伝わっていくことにより、活動が拡大し、市民生活を豊かなものにしていく効果があるといえるでしょう。」

メンバー紹介

私たちミテ*ハナさんの仲間たちを紹介します!

あやさん
あやさん鑑賞コミュニケーター

ミテハナの魅力 その1 作品を見ながらおしゃべりできる その2 みんなで見ることで、作品への見方が深くなる その3 視点異なる意見を聞き、参加者の表情が変わる瞬間に立ち会える その4 子供達の充足感に満ちた笑顔が見られる […]

あやさん
あやさん鑑賞コミュニケーター

ミテハナの魅力

その1 作品を見ながらおしゃべりできる

その2 みんなで見ることで、作品への見方が深くなる

その3 視点異なる意見を聞き、参加者の表情が変わる瞬間に立ち会える

その4 子供達の充足感に満ちた笑顔が見られる

その5 さまざまな可能性に満ち満ちている

この5つの魅力に魅かれ続けて、もう10年。そして最近もさらなる可能性を感じる瞬間に出会い、胸踊らせています。まだまだ未熟ものですが、私の中に蒔かれたミテハナというタネから芽がでて花を咲かせ、私の強みになっていると思っています。尊敬する同志であり、大切なミテ*ハナさん達と一緒に、これからも末永〜く活動していきたいです。

たーぼー
たーぼー鑑賞コミュニケーター

ミテ*ハナさんになろうと思ったのは、家族でミテ・ハナソウの鑑賞会に参加したのがきっかけです。対話を重ねて行くにつれて、作品の印象が大きく変わってしまったことにとても驚きました。作品の魅力を、みんなで発掘したような感じでし […]

たーぼー
たーぼー鑑賞コミュニケーター

ミテ*ハナさんになろうと思ったのは、家族でミテ・ハナソウの鑑賞会に参加したのがきっかけです。対話を重ねて行くにつれて、作品の印象が大きく変わってしまったことにとても驚きました。作品の魅力を、みんなで発掘したような感じでした。自分1人では出てこない考えや感覚にも、みんなで対話をすることで、たどり着けるかもしれない。そう思うと、とてもワクワクします。佐倉市や千葉県にゆかりの作家の作品で鑑賞会をやるのも好きです。とても個性的で魅力的な作品に出会うことができました。いろいろなことを、もっと学んでいきたいです。

のぶ
のぶ鑑賞コミュニケーター

わが子が、大人はちゃんと聞きなさいと言うばかりで、ぼくらの言うことはぜんぜんきいてくれない、とぶつぶつ言ったことがあります。あら、早い反抗期?(当時小2でした)と思いながらも、重く感じたかも知れません。ミテ*ハナさん募集 […]

のぶ
のぶ鑑賞コミュニケーター

わが子が、大人はちゃんと聞きなさいと言うばかりで、ぼくらの言うことはぜんぜんきいてくれない、とぶつぶつ言ったことがあります。あら、早い反抗期?(当時小2でした)と思いながらも、重く感じたかも知れません。ミテ*ハナさん募集チラシを見て調べたときに、「ちゃんと聞く大人」像が浮かび、学びたい!と応募しました。もう何年も前のことです。今日のミテ・ハナソウではちゃんと聞くことができたかなあ。一人一人から作品鑑賞を聞いてるうちに、作品から一人一人の紹介を聞いてるように感じるときがあるけど、これって、ちゃんと聞いてることなのかなぁ。。。まだまだ学び中です。

メンバー一覧

ミテ・ハナソウの歩み

これまでのミテ・ハナソウ
佐倉市立美術館では、2013(平成25)年度から、「対話による美術鑑賞プロジェクト ミテ・ハナソウ」を進めてきました。グループでおこなう対話型鑑賞は、美術史的な知識がなくても、作品をみながら、楽しく見方を深めていくことができる鑑賞方法です。最近は美術館だけでなく、いろいろな場でおこなわれています。
この事業は、対話型鑑賞のファシリテーター育成やプログラムを企画運営している、NPO法人芸術資源開発機構(通称:ARDAアルダ)の協力を得て、展開しています。

2020年度(令和2年)

covid-19の影響で、美術館内の活動だけでなく、高齢者施設での活動が困難に。4期生の研修をオンラインで実施しました。そこから練習を重ね、毎月開催していた展示室での鑑賞会のオンライン実施に向けて準備を始め、2回のオンライン鑑賞会を実現しました。学校連携事業は、ソーシャルディスタンスを保った授業に変更し、感染が下火になった8月に小学校1校のアウトリーチ授業をおこないました。9月には美術館内でも高等学校1校と鑑賞プログラムが実施できました。また千葉県内在中の志村信裕と一緒に、オンライン鑑賞プログラム「アートってなんだろう?」を作り上げ、小学生を対象に開催しました。(文化庁 令和2年度 地域と協働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業)

2019年度(平成31年度)

3人の現代アーティスト池平徹兵・大崎のぶひろ・平子雄一による夏の展覧会「ミテハナソウ展2019もうひとつの夏休み-フシギの世界でミテ・ハナソウ!」で、8月は毎日、9月は土日のみ鑑賞ツアーを実施。赤ちゃんとのツアーやアーティストのワークショップを運営しました。大好評の毎月の高齢者施設アウトリーチでは、途中施設内4箇所に拡大。神田外語大学では年2回の授業の後、留学生らが美術館にも1回訪問。他にも図工部会や、教員研修会の講師を務めたほか、全国造形教育研究会のための公開授業を成田市の小学校をおこないました。1月以降はcovid-19の影響もあり、学校連携は小学校7校、中学校1校の実施にとどまりました。4期生を募集しましたが、3月に予定されていた対面の研修は1回のみになりました。(文化庁 平成31年度 地域と協働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業)

2018年度(平成30年度)

好評だった毎月1回の高齢者施設へのアウトリーチは場所を三箇所に増やして継続。施設訪問11回、美術館訪問2回を実施しました。新たに神田外語大学の真鍋先生からの依頼で、前期と後期に1回ずつ留学生への授業を実施。他にも佐倉市ボランティア協議会から依頼を受け、研修会の講師も務めるなど、アウトリーチが増えました。夏は「女子美術大学と佐藤志津展」に合わせて、1階エントランスホールで「夏のミテ・ハナソウ・ルーム」をオープンしました。学校連携は、小学校11校、中学校2校をおこないました。(文化庁 平成30年度 地域と協働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業)

2017年度(平成29年度)

4月から毎月1回の高齢者施設へのアウトリーチ活動を本格始動。ミテ*ハナさんの施設訪問12回と入居者さんの美術館訪問3回を実施しました。 ミテ*ハナさん3期生を募集し、5月からは11名への研修がスタート。8月の「ミテ・ハナソウ展2017」は柴宮忠徳展の一部として開催しました。 学校連携事業は年間で10校おこないました。5年間の活動をまとめた報告書を作成。プロジェクトこれまでを事業評価を専門家チームに依頼して報告書にまとめました。(文化庁 平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業助成)

5年間の活動をまとめた報告書が完成しました!

ミテ*ハナさんたちとの取り組みを紹介するとともに、プロジェクトの裏側も載せています。

詳細はこちらから

2016年(平成28年度)

4月にボランティア2期生の募集をし、6月に11名のミテ*ハナさんの研修がスタート。 8月には「ミテ・ハナソウ展2016」が開催され、年間通して9校の学校連携事業をおこないました。 (4校-アートカード事前授業+美術館訪問、4校-美術館訪問、1校-アートカード出前授業) またミテ*ハナさんのアイディアから、地域のこども会での活動や、市内高齢者施設でアートカードを使ったアウトリーチ活動を試験的に実施しました。 そして、ミテ・ハナソウHPをリニューアルしました。(文化庁 平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業助成)

2015年(平成27年度)

学校連携で美術館を訪問する子どもたちへプログラムを1期生ミテ*ハナさんが担いました。年間で7校の美術館訪問と2校のアートカード出前授業をおこないました。夏休みには佐倉市立美術館の収蔵作品から対話型鑑賞に適した作品を展示し、毎日鑑賞ツアーをおこなう「ミテ・ハナソウ展」を開催。ミテ*ハナさんが会期中の運営を担いました。また、学校連携とアウトリーチ用のツールとして「ミテ・ハナソウ・カード」を開発、「ミテ・ハナソウ」HPもオープンしました。(文化庁 平成27年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業助成)

2014年度(平成26年度)

対話型鑑賞をリードするボランティア「ミテ・ハナソウ鑑賞コミュニケーター」、通称「ミテ*ハナさん」を募集。ミテ*ハナさん1期生25名が1年間の研修を受けました。

2013年度(平成25年度)

キックオフとして、国立美術館巡回展で対話型鑑賞のギャラリートークの実施と、稲庭彩和子氏(東京都美術館 学芸員/アート・コミュニケーション担当係長)による講演会をおこないました。