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佐倉市立美術館で、8月2日(土)から10月2日(木)まで開催された、漫画家こうの史代さんの展覧会。
本展で、今年度２回目となる『ミテハナ鑑賞会』が開催されました。
開催期間最後の日曜日とあって、たくさんの来館者で賑わう中、６名の方にご参加いただきました。

～《この世界の片隅に》上巻カバーイラストから～
かまどで火をくべる主人公の視線の先や、そこに差し込む光の表現に注目が集まり「戦時中を描いているのにきれいで温かい光だね」「視線の先に彼女の思いを感じられる」といった声が上がり、
厳しい戦争の時代を生きた人々の、その一瞬一瞬の思いに心を馳せ、参加者の皆さんと言葉を繋いだ時間でした。

展覧会の期間中、こうの史代先生は何度も佐倉市立美術館を訪れ、作品制作の様子を披露してくださったり、先生からのメッセージを添えた新作のイラストがいつの間にか追加展示されていたりと、こうの作品を身近に感じられる展覧会でした。
さらに、『ミテハナ鑑賞会』当日はこうの史代先生のお誕生日と重なり、来館者にバースデーカードが贈られるサプライズもあり、素敵な一日となりました。

こうの史代先生のライブペインティングシーン       

「こうの史代さん描き下ろしバースデーカード」イラスト（ミテ＊ハナ撮影）

ミテ＊ハナ　ゆっこさん