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活動ブログ

佐倉市立佐倉東小学校 事前授業&美術館訪問

スクール・プログラム

【2/12(水)事前授業:6年生27名】

会場準備のためミテ*ハナさんたちが机や椅子を用意していると、子どもたちが進んで机を運ぶのを手伝ってくれました。廊下でも元気に挨拶をしてくれて、キラキラの笑顔がとてもまぶしかったです!

アートカードでゲームをしたあと、パネル作品で対話型鑑賞を行い、最後に美術館訪問の際に自分が見たいと思う作品を写真から選ぶというプログラムを行いました。子どもたちは、やったことがないであろうゲームも、鑑賞も、あっという間に要領をつかんで楽しんでくれていました。それぞれの発見が集まって、その時、そのグループでの見方が生まれる様子を見るのは、何度やってもワクワクするものです。
ある班では…

「右下の人は二人いるけど、実は一人で、一人の心の中の相反する気持ちを表現している。」
そんな意見から鑑賞が動きだし、描かれているものが、段々とよく見えてきて、「安心」「不安」「悲しい」「温かい」「守る」…など、一つの作品から様々なものを感じとってくれたようでした。どんな作品か気になった方は、佐倉市立美術館HP収蔵作品データベースより、深沢幸雄『憂愁市街(迷路)』を是非ご覧ください!!
最後に、翌週、展覧会で見たい作品を写真から選び「実物はどんな大きさだろう?」「見たいポイントはここ!」など、わいわいとお話ししながら、楽しく事前授業を終えました。

 

 

【2/19(水)美術館訪問:25名】

強~い風の吹く中、佐倉東小の6年生が美術館まで来てくれました!笑顔で再会する瞬間がとても好きです。今回の展覧会は、「生誕150年/没後70年 香取秀真の眼」展でした。鋳金作品ですので、小学生の方には少し渋いかと思いきや、個人鑑賞時に書いてくれた「なんでもシート」を見ると、しっかりじっくりと見てくれている様子が伝わってきます。どこに心が捉えられたのかがわかるスケッチ、「魅力的」「見られてよかった」「めっちゃかっこいい」「かわいい」など、100年も前につくられたものをみているとは思えない言葉が多くみられ、身近にさえ感じてくれていることにとても驚きました。

 

 

東小のみんなのおかげで、こんなに長く離れた時間を繋ぐことのできる作品のすごさ、アートのすごさを、改めて感じることができました。また一緒に作品が見たいです!佐倉東小学校の先生、6年生のみんな、本当にありがとうございました!!

ミテ*ハナ いっちゃん