MENU

活動ブログ

2024年7月3日 内郷小学校5年生とミテ・ハナソウ

スクール・プログラム

今年度初めての学校訪問は、佐倉市北西部の岩名運動公園に隣接する内郷小学校。
緑に囲まれ自然がいっぱいの学校で、5年生28名と7班に分かれて、アートカードとパネルを使う対話型鑑賞授業を行いました。

この日は最高気温が34.5度の夏日を記録したとの事でしたが、どの班も皆、アートに集中し、たくさん話してくれました。

対話が進むにつれて、子ども達の視点がより細部にまでおよび、目に見える事象から見えていない世界を想像してくれました。また、作品の色や光、表情などから、作家の想いや作品から感じる思いを伝えてくれました。

では、ここで、みんなの声を一部紹介します。

作品の中、何が起きってる?どんなことを感じた?
「こわーい」「怖い怖い!」 「気持ち悪い」「待ち伏せしていて通れない」「進みたくない」「人間じゃない」「気持ち悪い!」

それは作品の中のどこから?  
「頭がへん」「足がない」「迷路で待ち伏せしている」「暗い」「迷路に入り込んだら出られない」「灯りが気持ち悪い」「行き止まり」

他には?
「よく観ると光が導いてるのかも」「あ、確かに。きっと頑張れば出口はあるんだよ」「中の人はまだ出られないけど、頑張れ!ってと言ってるかも」「よく観ると怖くないかも」「象形文字みたいなものが周りにあって、薄い膜で覆ってる」「守られてるって事?」

いろいろ見えてくるね。他には?
「最初は怖い絵だと思ったけど、だんだん違うように見えてきた」 「うんうん、頑張れば出られるよ」「頑張ればいいことあるよって事かな?」

 

ミテ*ハナさんは、食い入るように真っ直ぐ見る目にわくわくしました。内郷小5年生のみんな、ありがとう。

 

ミテ*ハナ ゆっこさん