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活動ブログ

ミテ・ハナソウwith佐倉市立和田小学校5・6年生

スクール・プログラム

 

 冬曇りの1月23日に、出前事業で和田小に伺いました。
今回は5・6年生を対象に、グループに分かれてアートカードとパネル作品の鑑賞を行いました。
 アートカードの共通点探しでは、なかなか共通点が見つからず四苦八苦するチームもありましたが、「みんなで話すといろいろな意見が出てきて面白かった」と言ってくれる子もいました。
 パネル作品を見たときには、「描いた人の思い」や「何を思って描いただろう」と作者へ思いを巡らせたり、作品から受ける印象から想像を膨らませて、次々に思い浮かんだことを話してくれる子や、「同じ絵を見ているのに人によって感じ方が変わってくるのが面白かった」と感想を言ってくれる子もいて、グループ鑑賞を楽しんでくれているようでした。
 最後に実際に美術館で展示中の作品のアートカードから、気になる作品を選んでもらいました。「作品の大きさはどのくらいなんだろう?」、「本物の作品の色合いはどんなだろう?」
(美術館訪問は6年生だけなんですが)美術館で作品を見るのを楽しみにワクワクが止まらないようでした。

 

 

 翌週の2月2日には6年生8人と引率の先生2名が美術館を訪れ、2チームに分かれて展示室で本物の作品の前で、グループ鑑賞を行いました。グループ鑑賞後は一人一人で作品と向き合う個人鑑賞を行いました。出前授業で会った子供たちは、ミテ*ハナさんたちとの再会を嬉しそうに喜んでくれました。
 予定より早めに美術館に到着してくれたので、その分ゆっくり展示室を巡ることができ、対話型鑑賞へのよい導入になりました。
 グループ鑑賞では作品をよ~く見て、感じたこと、思ったことを自分の言葉で話してくれました。先週の出前授業の成果が現れていたようです。
また出前授業でグループ鑑賞した際に見た作品を展示室で見つけた子が、出前授業で見ていなかったお友達に見どころを教えてあげていたりして、学び合いの輪も広がったようです。

ミテ*ハナ しげもん