活動ブログ
ミテ・ハナソウwith佐倉市立山王小学校6年生
- スクール・プログラム
11月15日、山王小学校で出前授業を行いました。
グループごとにアートカード活動と、パネルの作品を鑑賞しました。
「地面の様子が、石の周りと木の周りが違う」など、絵をよく見ることで発見が広がります。
どんな世界を想像したのか、もっと聞きたくなりますね~
出前授業の最後には、今美術館で展示されている作品の写真を使って、子ども達に見たい作品を選んでもらいました。
子ども達の話を聞きながら、展示室で本物の作品に出会う様子を想像し、私のわくわくも止まりませんでした~
それでは、一週間後に佐倉市立美術館で会いましょう!
一週間後、11月21日の朝。私を含む10人ほどのミテ*ハナさんが集まりました。
今日は美術館でミテ・ハナソウです。展示室で本物の作品を鑑賞します。
9時半。子ども達が夢咲くら館につきました。ここで学校で選んだ「気になる作品」を改めて確認したり、美術館でのマナーをもう一度思い出します。
いよいよ美術館に入ります。まずはグループ鑑賞です。展示室の中に入ったらすぐ、作品がずらりと目に入ります。
「あ、破片のある作品!大きい。カメのようにも見えたけど、実物では足としっぽが離れているから、(印象が)変わる。」
「あ、パイナップルの容器!」
「模様のある容器も!大きい! ニベアの缶にはならないね(笑)」
写真で見た作品は、予想があたっても、あたらなくても楽しいはずです。
作品が並んでいる展示室の中だからこその感想ですね~
次は一人で鑑賞します。鑑賞前になんでもシートを配ります。
作品と向き合った時に思ったことを言葉で書いたり、絵を描いてみてね。
シートを受け取った子ども達は自分の気になった作品をもっとよくみようと移動します。作品の前の子どもたち、真剣です。
いつもなら、美術館でのミテ・ハナソウは、子ども達の自由鑑賞で終わります。でも、今日は特別!作家の和田的さんが、子ども達に会いに来てくださいました。作品の素材や作り方、モチーフなどについて教えてもらいました。なんと、原料である陶石とホンモノの作品に触れる時間もありました。アーティストに対面し、実際に原料と作品に触れたこの経験、子ども達には、どのような思い出として残るでしょうか。
本物を『見て』、自分の感じたことを『話して』、そして作家とまた『話す』。
今回は、とても濃厚なミテ・ハナソウの体験ができたのではないでしょうか。
山王小学校の6年生の子ども達、佐倉市立美術館に来てくれて、ありがとう。
和田的さん、ミテ・ハナソウにご協力いただき、ありがとうございました。
ミテ*ハナ のぶ