活動ブログ
9月20日 佐倉小学校の4年生の皆さんが美術館を訪問してくれました
- スクール・プログラム
「おはようございます」「よろしくおねがいしまーす」と前回同様、みんなの元気な声に、一週間ぶりの再会がうれしかったとミテ*ハナ一同。
まずは美術館のマナーを確認し、グループごとに展示室へ。展示室では、グループ活動の対話型鑑賞と個人活動の自由鑑賞です。
すでに先週学校でカードゲームをしているからか、ミテ*ハナさんとの話も弾み、すぐに皆さんの手が上がります。本物のジュナイダの作品に心が躍ったのか、たくさん話してくれたよね。
そして最後は、一人ひとり、静かに作品に向き合う時間。
最後まで集中し、ワークシートにスケッチや思い思いの言葉を書き込んでいる子や、作品と向き合いながら言葉を探している子もいました。
皆さん、ステキな時間をありがとうございました。
そんな佐倉小学校4年生の一コマをご紹介します。
『HAG』から
「ずぅーっと昔に恋人と別れてしまったんだ」
「この人は恋人を忘れられなくて逢いたくてずぅーっと待っていたの」
(ミテ*ハナ)それはどこからそう感じるの?
「白い髪のおじいさんになるまで忘れられなかったの、だから、死んでしまった女の人が会いに来てくれたの」
(「かなしい・・」「さみしい・・」とみんなの声)
「天使だね」「羽が・・」「抱きしめている」
「でもすぐに別れなければならないの、帰らなければならないの」
「なんかね、流れてる音楽が悲しく聞こえる」
「この馬たち、仲良しなのにずっと離れ離れだったのかも」
(ミテ*ハナ)それはどこから?
「首と首を重ねて久しぶりに会えたのかも」「幸せそう」
「全部の作品からすごく幸せを感じる」
「でも、登場人物はみんな苦しみや悲しみを持っていると思うの」
「そういう気持ちを持っているから、よけい幸せを感じる。」
「みんなつらい心の中があるから、私たちはみていてあったかいと感じる」
佐倉小学校4年生のみなさん、ありがとうございました。
ミテ*ハナ ゆっこさん