活動ブログ
和田小1·2年生とミテハナソウ 2023.6.28
- スクール・プログラム
梅雨の晴れ間の水曜日、美術館の収蔵作品《青田の町》のような緑濃い田んぼの間をぬって、和田小に、伺いました。今回は、ミテハナ学校訪問で、初の試み、1.2年生10人の子供達と、今年度3回に渡って活動するプログラムの1回めです。
図書室のテーブルについた子供達は、最初ドキドキ顔でしたが、「みんなの大人のお友達として、仲良くして下さい。」との挨拶に、少し緊張がほぐれたようでした。今日のプログラムは、カードを使って『気になる作品を見つけよう』→『神経衰弱』→『A4カードでのVTS』です。『気になる作品』では、動物のカードや、花が描かれているもの、色使いが印象的なものを、選んでくれました。「わぁー、この色きれい」「ほんとだ〜」と、見たままの気持ちを歓声と共に、話してくれる子供達。『神経衰弱ゲーム』では、一生懸命カードを見つめながら、きっと頭の中には、言いたいことがたくさん思い浮かんでいるのだけれど、言葉にするのが難しくて、どうしよう?と、考えている女の子に、グループの子供達が、助け舟を出してくれました。
『A4カードでVTS』では、《木草母子染色屏風》を見ながら、「2人の髪型が、おんなじだよ〜」 「エプロンの模様も、おんなじ。」と、くるくると目を動かしながら、作品の中に、何か発見はないか、頭を突き合わせながら、探しています。そんな中、「真ん中に線がある~」「右の女の子が、大きくなって、左の女の人になったのかも?」と、話してくれた男の子もいました。 約40分、飽きることなく、まだまだおしゃべり出来そうな子供達。たくさんの作品を見たことで、自分で、絵を描きたいという気持ちが、芽生えた子もいました。 次回の訪問は、秋。みんな、ミテハナさんのことを、覚えていてくれるかな。再会が、楽しみです。
ミテ*ハナ あや