MENU

活動ブログ

多様な個性が集まって、新しいアイデアが生まれる瞬間!

ミテハナ鑑賞会

1月23日、対話型鑑賞ツアー「ミテ・ハナソウ・カイ」オンラインが開催されました。

9名の参加者が2グループに分れ、佐倉市立美術館の収蔵作品から次の2作品を鑑賞しました。

深沢幸雄 《小鳥紳士》

柴宮 忠徳 《樹と石のある風景》

 

みなさん、感じたことや気づいたことを、たくさん話してくれました。

面白かったのは、鑑賞が進むにつれて「〇〇さんの意見を聞いて思いついたのですが・・」とか、「最初は~だったのですが・・」という言葉が出てきたことです。

これは、他の参加者の意見を聞いて考えることで、今まで思いつかなかったような作品の見方(解釈)に気づいたということではないでしょうか。

多くの人の異なる視点で作品を見て、多様な意見を自由に発言できる場があったからこそ、新しい解釈が生まれたのだと思いました。

ファシリテーター2人も興奮のあまり、思わず「私が一番楽しんじゃったのではないかっていうほど楽しかったです!」と言ってました。

ダイバーシティ(多様性)やインクルーシブ(包摂)という言葉をよく耳にするようになりましたが、私は、それが実現されるとどうなるかピンときていませんでした。

今回のミテ・ハナソウ・カイで、それを体感することができたような気がします。

 

今後も毎月第4週日曜日に「ミテ・ハナソウ・カイ」オンラインを開催していく予定です。

2021年度の予定はこちらから確認できます。

お気軽にご参加ください!

 

佐倉市立美術館では、2/3~3/29まで、「フランソワ・ポンポン展-動物を愛した彫刻家」を開催します。

約100年前の作品ということに驚きです。

実際に作品を見たら、どんな発見があるのか楽しみです。

 

ミテ*ハナ たーぼー