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活動ブログ

内郷小5年生とミテ・ハナソウ!

スクール・プログラム

12月は内郷小5年生のみなさんとミテハナをしました!

 

美術館に来てもらう1週間前に、ミテ*ハナさんが学校に行き、事前授業をおこないます。

結びに司会のミテ*ハナさんから子どもたちに問いかけます。

「今日は楽しかった?どんな学びがあったかな?」

みんな堂々と自分の気づきや学びを話してくれます。

 

そして1週間後、美術館に来てくれた子どもたち。2つのミテハナ・プログラムを通じて

アートと出会った体験は、どんな時間だったのでしょう。

今回は、プログラムのあとに子どもたちから頂いたおてがみを抜粋して紹介します。

 

  

 

「事前授業でやった神経すいじゃくのように、いくつかの絵の共通点を見つけながら見ると共通点がたくさんあって思いも深まりました。」

 

「はっぴょうの苦手な私が意見をいえた時はうれしかったです。」

 

「1枚の絵で感じたことを言っていくときに、自分とまったくちがった感じ方もあると気づき美術館が楽しい場所になりました。ちがう作品展にも行ってみたいと思いました。」

 

「見るだけでなく、美術品を見て考えることがすごく楽しくてまた行きたくなりました。」

 

「『悪の華』という本物を見ながら、友達の『すいこまれている感じ』や『空どうになっている』などの意見を聞けて、ぼくの『なんか悪いオーラを感じる』という意見を深めていけたのでよかった。」

 

「また家族のみんなで行きたいと思います。」

 

「ぼくが楽しく心に残ったのは、1枚の絵を見て話し合うことです。理由は、「モレラ」を見て話し合うときに、『波の音を聞いてるみたい』という意見を聞いてとても納得したからです。」

 

「自由鑑賞で私は「浅茅の宿」の感想を書きました。その絵を見ていると、これは何かな、これはナゼだろうと、たくさんのぎもんがでてきました。他にもすごい発想だな、という絵がたくさんあり、楽しく学ぶことができました。」

 

「少しこわかった絵もみんなで話しあって見かたをかえるとこわくなくなりました。

好きな絵も見つかり楽しかった。」

 

 

 

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美術館での子どもたちは、ミテ*ハナさんとの対話を通じて、自分の苦手を克服できたり、友達の考えを認めあったり、そしてもっと沢山の作品を見たいという能動的な気持ちにもなったようです。

アートカードで作品に親しみ、ゲーム感覚で鑑賞のコツをつかんだ後だからこそ、本物の作品に興味、関心を持ち、楽しい体験につながったのかもしれませんね。

今回の展示は銅版画の「小林ドンゲ展」でした。5年生にはどうかな?という心配もよそに集中して作品と向き合う姿が印象的でした。