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活動ブログ

2025年11月20日 佐倉市立山王小学校 出前授業

スクール・プログラム

山王小学校に続く道の街路樹が赤く色づき、その美しさに思わず車の窓を開けました。
よく晴れていましたが、窓から入る風は冷たく、季節の移ろいを感じました。

インフルエンザが猛威を振るう中、心配されていた欠席もなく、6年生(21名)の皆さん全員と一緒に作品鑑賞を楽しむことができました。始めは、佐倉市立美術館の収蔵作品をカードにした、アートカードの活動です。一見、全く違うと思える作品のカードから、共通点を見つけるというゲームをしました。

「ムズい!」「ない!」と言いながらも、よく見て一生懸命探してくれていて嬉しかったです。さくらんぼが一列に並んだような作品《22のさくらんぼ》と、山の尾根から白い煙のようなものが立ち上っている作品《晨》の2枚のカードからは、意外にも「人」という共通点が出ました。どちらの作品にも人は描かれていませんが、さくらんぼは、夜の闇に浮かぶ家々の窓明かりに見え、山から立ち上る白い煙のようなものは、人が食事を作っている様子を感じさせるからだそうです。作品から受ける印象を、しっかりと捉えて、共通点にできるなんて、すごいな、作品を見るのに大人も子どももないのだな、と感心してしまいました。

カードの後は、パネルにした少し大きな作品を一作品、じっくりと鑑賞しました。各グループで違う作品を鑑賞していますが、各班それぞれに、哲学的な言葉が出てきたようです。《朝(三連画)部分》や、《凍れる歩廊(ベーリング海峡)》という、大人でも、これは何だろう?と思うような作品を見て、「過去と現在が交差している。」「色々な世界が混ざり合っている。」と話してくれたそうです。

そのような言葉が出てくるのには、国語の時間に、「ぼくの世界、きみの世界」という話を読んだことも関係しているようだということでした。他にも、出前授業後の時間は、パラリンピックの正式種目にもなっているスポーツ、「ボッチャ」の練習の時間だとのこと。アート鑑賞も合わせて、この日は、色々な世界に触れる一日だということでした。学校の取り組みにも感動しましたし、教科の枠を超えて、考えることのできる6年生の皆さんにもとても感動しました。自分も好奇心を持って、色々な世界に触れてみようと思えました。山王小学校の皆さん、本当にありがとうございました!!

ミテ*ハナ いっちゃん