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活動ブログ

11月23日 ミテハナ鑑賞会 「佐倉・房総ゆかりの作家たち展」

ミテハナ鑑賞会

11月1日から開催中の佐倉市立美術館の収蔵作品展「佐倉・房総ゆかりの作家たち」での、ミテハナ鑑賞会。
お子さん連れのご家族、遠方から鑑賞会目的で来館してくださった方など、7名の方々が参加してくださり、2つのグループに分かれて鑑賞会をおこないました。

今回、私達、鑑賞コミュニケーターのミテ*ハナにとっては慣れ親しんでいる作品が多い展覧会ですが、皆さんと一緒に鑑賞してまた新たな発見がありました。

         

柴宮忠徳の《秋色(光と影)》という作品(左側の写真の作品)では、「はじめは真ん中の球体は月か太陽だと思ったけど、球体の周りがうっすらと明るく、奥に繋がる空洞のようにも見えてきた。吸い込まれる感じ。」という発言があり、「空洞に見える」という発言は初めてで、とても新鮮でした。宇宙観や内と外、盛衰等、この日皆さんと重ねた対話によって、これまでとは違った見方に気づき、さらにじっくり作品と向き合う時間となりました。

同じ作品でも一緒に見る方々が異なると、また違う対話も生まれ、鑑賞会のたびに各作品の奥深さを感じます。

皆さん、また美術館に遊びに来てくださいね。
そして、まだミテハナ鑑賞会(対話型鑑賞会)を体験したことがない方も私達と一緒に作品鑑賞を楽しみませんか?

今後の展覧会の予定
2025.11.1(土)~12.21(日) 収蔵作品展 佐倉・房総ゆかりの作家たち
2026.1.6(火)~1.18(日) 第42回新春佐倉美術展
2026.1.24(土)~3.29(日) 広野多珂子 絵本原画展

次回ミテハナ鑑賞会
2026年2月22日(日) 14:00-15:00
広野多珂子さんの作品を皆さんと一緒に鑑賞します

ご来訪をお待ちしています!

ミテ*ハナ まるちゃん