活動ブログ
2024年11月29日 根郷小4年生とミテ・ハナソウ
- スクール・プログラム
学校出前授業
日にち 2024 . 1 1 . 29
場所 根郷小学校
参加者 4年生 78名
ミテ*ハナさん参加者 12名
2024 年 1 1 月 29 日 根郷小学校4年生とミテ・ハナソウ
真っ黄色に色づいたイチョウ並木のトンネルをくぐり、可愛らしい色合いの校舎の根郷小 に出前授業に行ってきました。
今回は4年生3クラスの子ども達。ミテ*ハナさんが待っている教室に入ってきたときは すこーし緊張した面持ちでした。
「今日はカードでゲームをやるよ!」「作品を見て思ったことは全部正解だから思ったこと をなんでも話してね」「ミテ*ハナさんは先生じゃないからね」の言葉に安心感とワクワク 感の表情に変わりました。
佐倉市立美術館の作品アートカードで神経衰弱ゲーム。
開いた3枚の違う作品のカードから共通点を見つけます。
みんなでカードをよーくよーく眺めます。
「こことここに家がある!」「どっちにも動物が描かれてる!」
「この線がバラの花に見えて、こっちはタンポポがあるから、共通点は“花”」
「口を開けて息を吐いてるみたい、こっちの白いふわふわした形は吐いた息みたいだから “息”つながり」
じっくり見ていくうちにどんどん発見が生まれます。
次は作品パネルでミテ・ハナソウ。
「大きな木!葉っぱがななめに流れていて風を感じる」
「真ん中が心臓みたい。水色の細い線がつながって血管みたい」
「ここが白く光っててなんか魂をかんじる」
「樹が大きくなってきて、倒れないように石が重しの代わりになってる」
「左が朝で右が夕方。樹の後ろの空の色が左右で違うから」
自分が思ったこと、お友達の話を聴いてみえたこと。
おしゃべりがどんどんふくらみました。
子ども達が自分の思ったこと考えたこと発見したことを自由に話す様子を 担任の先生方も嬉しそうに見つめていました。
作品をみて考え、話して聴くことは、想像力や思考力、コミュニケーション能力を育みます。
根郷小4年生のみんな、作品の鑑賞の楽しみを味わってもらえたかな?
いっぱいおしゃべりしてくれてどうもありがとう。
今度はぜひ美術館で本物の作品を見ながらおしゃべりしようね。
佐倉市立美術館では、1 2 月 22 日(日)まで「佐倉・房総ゆかりの作家たち展(収蔵作品展)」 を開催しています。(休館日:月曜 観覧料:無料)
次回のミテ・ハナ鑑賞会は 2025 年 2 月 23 日の予定です。
詳しくはHPでご確認の上、ご来館・ご参加ください。
皆様にお会いできる日を楽しみにお待ちしています。
ミテ*ハナ ちえ