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活動ブログ

間野台小学校の6年生とミテ・ハナしました!

スクール・プログラム

今年度も学校連携事業が始まりました。最初の学校は毎年ミテ・ハナのプログラムで来館してくれている間野台小学校の6年生です。

6月の初めにミテ*ハナさんが教室へ出向き、事前授業を行いました。

授業では、作品をよくみる練習としてアートカードをつかったゲームをしたり、美術館に行ったらホンモノをみてみたいと思う作品を選んだり、と、ミテ*ハナさんと一緒にワクワク作りをします。

授業の終わりには、「カードじゃわからないから美術館に行きたいと思った!」「友達がいろんな考えを持っていたのが面白かった」など、美術館への期待が膨らんだ言葉が聞こえてきました。

 

1週間後、今度は子どもたちが美術館にやってきます。

到着したばかりのみんなの目からは、ホンモノをみる楽しみと期待が伝わってきました。

美術館では2作品を対話しながらミテ*ハナさんと一緒に鑑賞し、その後は個別にじっくりみる時間があります。どちらも作品と向き合う大切な時間です。

対話の中では、作家の作風について言及する場面もあり、鋭い子どもたちの視点にドキッとすることもしばしば…。子どもたちの対話の様子に触発されて、一般のお客さまも作品について話をしながら鑑賞をしている姿がありました。

個別の時間では、友達同士で小さな声でミテ・ハナする様子もみられました。

「友達の意見を聞いて、そこからまた考えることができた」、「また美術館に来たいと思った」など、プログラムを終え、充実した表情で感想を話してくれました。夏休みにミテ・ハナソウ展があることを伝えると、「やったー!」という声も。

子どもたちが作品の前で素直に心と感性を開き、作品の世界に入っていく様子は、何度見てもキラキラしています。ホンモノが持つ力を感じとり、自分なりに作品をみることを楽しんでくれたようでした!