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活動ブログ

臼井小6年生とミテ・ハナソウ!

スクール・プログラム

ミテ*ハナさんとの活動、まずはミテ*ハナさんが学校にお邪魔して事前授業を行いました。
授業と言っても、少人数のグループに分かれてアートカードを使ってゲーム形式で「作品を良く見て、話す」準備運動のような活動です。

先生からは「ちょっと人見知りするかも」と、うかがっていたのですが、
司会のミテ*ハナさんの、「アートを見て感じることに間違いはありません。全部みんなの心の中でおこった本当のことですよね」との説明に安心してくれたのか、みんな元気に沢山お話してくれました。

1週間後、今度は臼井小のみんなが美術館に来てくれました。
1週間ぶりのミテ*ハナさんとの対面。もうすっかり何でも話せる雰囲気です。
美術館のマナーを確認したら、早速展示室へ。
カードとは違う、本物の作品の力でしょうか。

「ロバが赤ちゃんを優しく抱っこしてる」
「牧場に住んでる子がロバと仲良しだから夢を見てると思う」
「ロバが人間になりたいな~って夢を見てるんじゃない?」
いろいろな意見が飛び出します。
最後の感想で「同じ作品を見ても、(友達が)違う感じ方をしてるのが面白かった」と話してくれた人がいたように、
自分と違う意見も、ミテ*ハナさんの「どこから、そう思ったの?」との質問に答える友達の話を聞いて「あぁ、なるほど」と頷いている姿が印象的でした。

2作品グループで鑑賞した後は、今度は一人で作品に向き合う時間。

カードで見て気になっていた作品を捜したり、新たなお気に入りを見つけたり。
こんなに大勢が展示室に人がいるのに、しーんと静まり返って怖いくらいの集中です。
大人顔負けに、じっくり鑑賞してくれていました。