●対話型鑑賞トーク
ミテ*ハナさんの鑑賞トークを聴きながら、対話型鑑賞に参加している気持ちで、一緒に作品について考えよう。
※展示室では、ご自身のスマートフォン、タブレット等でご視聴ください。
※視聴には、インターネット接続が必要です。
※展示室内で聴くときは、音量にご注意ください。
2021年はコロナのため、1Fエントランスホールでソーシャルディスタンスを保ったスタイルで、鑑賞のポイントを体験。展示室での鑑賞をサポートする、ミテ*ハナさんたちの対話型鑑賞トークを作成しました。
展覧会会期:2021年7月31日(土)〜9月23日(木・祝)
ミテ・ハナソウ ルームの開催日時:会期中の土・日・祝日 11:00-16:00
展示室では
ミテ・ハナソウ・カードの本物が勢揃い!
対話型鑑賞トークを聴きながら、作品鑑賞。
ミテ・ハナソウ ルームでは
ソーシャルディスタンスを保ちながら、
ミテ*ハナさんが
●ミニ・ミテハナ鑑賞会
●アートカード体験
●アートカード貸出
ミテ*ハナさんの鑑賞トークを聴きながら、対話型鑑賞に参加している気持ちで、一緒に作品について考えよう。
※展示室では、ご自身のスマートフォン、タブレット等でご視聴ください。
※視聴には、インターネット接続が必要です。
※展示室内で聴くときは、音量にご注意ください。
モニターで展示作品を見ながら、おしゃべり鑑賞しよう!みんなで見て、話した後は、ひとりでじっくり見るワークシートに挑戦!
ミテ・ハナソウ・カードの遊び方を体験できるコーナーです。アートカードは学校でも使っていますが、授業ではやっていないゲームも紹介します。
ミテ・ハナソウ・カードを借りて、お家でも展覧会の続きを楽しもう! カードBOXには遊び方ガイドもついているよ! ホンモノが見たくなったら、また美術館に遊びにきてね。
2019年は、活躍中の3人の現代アーティストたちを迎え、展示室でのびのびとおしゃべりしながら、見て話す、ミテ・ハナソウ展が開催されました。ミテ*ハナさんは8月は毎日、9月は土日にミテ・ハナソウ・カイ(ミテハナ鑑賞会)を開催したほか、アーティストワークショップや赤ちゃんとゴロゴロツアーなどを運営しました。
展示作家:池平徹兵・大崎のぶゆき・平子雄一
展覧会会期:2019年8月3日(土)〜9月16日(月・祝)
企画協力|NPO法人芸術資源開発機構(ARDA)
夏休みは飛行機に乗ってもたどり着けない、不思議な場所を旅してみませんか?
近所の林や、お家のリビングのようで、全然違うもう一つの世界。
だれかの遠い記憶のようで、なんだか懐かしい風景。
世界で活躍する3人のアーティストが、見慣れた日常のようで、いつもと違う“アナザーワールド”をつくりだします。
このフシギな世界で、鑑賞コミュニケーターのミテ*ハナさんとおしゃべりしてもよし、ゴロゴロ寝転んで1日を過ごしてもよし、「もうひとつの夏休み」があなたを待っています。
展示と作家紹介
展示室のカーペットには、切り抜かれた通路が小川や小道にもみえるように流れています。
森の奥深くにまぎれこんだような空間や、ヴンターガンマー(驚異の部屋)のようなアトリエ、絵画のように見えてゆっくりと動いている映像が浮かび上がる部屋、アートについて考える研究室など、不思議な空間を行き来できます。
なんでもないと思っていた普段の生活が揺らぐような感覚、この世界はなんなのか、私たちはいったい何者か、という解けることのない問いを楽しんでください。
作家の資料を見ることができたり、ミテ*ハナさんたちがワークシートの使い方を教えてくれます。他の来館者のワークシートをみることもできます。
〇ミテ・ハナソウ・カイ
鑑賞コミュニケーター「ミテ*ハナさん」と、作品についてみんなでおしゃべりしよう!
8月は毎日/ 9月は土日祝
13時より (先着20名程度) 申込不要・無料
〇アーティストに直撃!
アーティスト登場!作品について語ってもらうよ。疑問に思ったこと、なんでも聞いてみよう!13:00からのミテ・ハナソウ・カイから参加すると楽しさ倍増!
2019年9月8日(日) 池平徹兵
2019年9月14日(土) 大﨑のぶゆき
2019年9月15日(日) 平子雄一
各日14時より (先着20名程度) 申込不要・無料
〇赤ちゃんとゴロゴロツアー
赤ちゃんとゴロゴロ寝転びながら、作品をたのしむツアーです。
日時|2019年8月21日(水) 11:00〜12:00
対象|0〜1歳児とその保護者
定員|5組(先着順/定員になり次第締切)要申込(7月1日申込開始)
1階エントランスホールで8月12日まで開催の「女子美術大学と佐藤志津展」とタイアップしたおしゃべり鑑賞会などを実施し、後半は4つのプログラムをオープンしました。
展覧会会期:2018年7月7日(土)〜8月12日(日)
ミテ・ハナソウ・ルームの開催日時:会期中毎日10:00-17:00
ミテ・ハナソウ・カイ7月29日(日)11:00-、14:00-
知ってるようでいて知らない佐倉市立美術館の、新しい魅力を発見するプログラムです。
教科書でみたことがある作品も見て話すと、新たな発見があります。お話したあとはミテ・ハナシートで研究します。
ミテハナ特製、収蔵作品の塗り絵です。作品をよくみて、色を塗ってみよう。できあがった塗り絵はポストカードとして持って帰れます。
佐倉市立美術館の収蔵作品60種類のアートカードでゲームをしながら作品をみていきます。ポストカードとして持って帰れます。
<ミテ・ハナソウ展2017>は、作品を見て、かんじたり考えたりしたことを、おしゃべりしながらたのしむ展覧会です。「柴宮忠徳展」の一部として開催しました。
柴宮忠徳展会期:2017年8月5日(土)〜9月24日(日)
ミテ・ハナソウ展の開催日時:2017年8月5日(土)〜8月31日(木)10:00-17:00
《椅子の間》は、来館者が椅子を動かして、見たい作品の前で座ってゆっくりと作品を鑑賞できます。
薄暗い小部屋の《静けさの間》は、静かに作品に向き合えます。
カーペット敷きの《寝転びの間》では、座ったり寝転んだりしながら、作品をみておしゃべりできます。
《研究の間》ではワークシートを書いたり、他の人のワークシートをみることもできます。
「ミテ・ハナソウ展」は、佐倉市立美術館の所蔵作品を見ながら、感じたり考えたりしたことを、おしゃべりしながら楽しむ展覧会。佐倉市立美術館が2013年度から行っている対話による美術鑑賞プロジェクト「ミテ・ハナソウ」の活動の要素が散りばめられていて、普段の所蔵作品展とは趣の異なる展覧会です。昨年2015年に初めて開催され、2回目となる展覧会が2016年7月23日から始まりました。
文・写真:米津いつか
4つの間で「ミテ・ハナソウ」
展示会場となる2階への階段を上がると、「ミテ・ハナソウ」の活動の紹介の映像があります。展示への期待を高めるようなワクワクするサインが施された細長い廊下を抜けると、「ようこそ!」の言葉に迎えられて展示が始まります。
ミテ*ハナさんと「ミテ・ハナソウ」
会期中は展覧会場にて毎日11時から、市民ボランティアである鑑賞コミュニケーターのミテ*ハナさんが進行役となって、対話による美術鑑賞を行う「ミテ・ハナソウ・カイ」が行われます(所要時間1時間程度)。
とある日のミテ・ハナソウ・カイ。1Fのカフェスペースに集まった人たちの顔ぶれは、平日の夏休みということもあってかお母さんと一緒に参加する子どもが多い印象でした。ミテ・ハナソウ・カイでファシリテーターをつとめるのは、1期生のミテ*ハナさんです。この日は2チームに分かれて、ミテ*ハナさんと一緒にチームごとに展示室へ向かいました。
お子さんと一緒に参加していた台湾国籍のお母さんに、参加後の感想を伺いました。「娘は学校の授業参観のときには全く手を挙げたりしないので、今日は私の方がびっくりしました。」家で家族にはいろいろ話すけれど、学校ではあまり積極的には発言しないようです。母親が驚くほどに積極的だったのには、ミテ・ハナソウ・カイには家庭と同じように何でも聞いてくれるという状況があるからかもしれません。娘さんは、他の参加者と話せたのが楽しかったそうで「新しい友達が出来たんだよ!」と目を輝かせていました。そして、「一番面白かった作品はミスペリカン!(※長島充《メタモルフォーシスⅩⅤⅢ ミスペリカン》)」と、なんと闇の間にあった作品タイトルを覚えていたのでした。
「ミテ・ハナソウ・カイ」を遠巻きに見ていた団塊世代の男性は、「やりとり自体が面白いですよね。子どもたちの見方がね。新しい発想が生まれるのがいいですね。」と興味深く様子を見ていました。実は、お知り合いの方がミテ*ハナさんなのだそうですが、知人がやっている活動だからというのを抜きに、面白い試みだと思っていると話してくれました。
自分で「ミテ」「ハナ」した来場者の声
展覧会場を歩いていると、ところどころに「この絵の中で何が起こっている?」「他に気づいたことはある?」「どこからそう思った?」と書かれたテキストに出会います。ミテ・ハナソウ・カイでは、ファシリテーターさんからしばしば問いかけられるこの言葉ですが、ミテ・ハナソウ・カイに参加しなくても、問いかけが発生する仕掛けになっているのです。
「一人で寝ころがるのは恥ずかしいけれど、楽しそうね。」と、寝ころびの間でつぶやいていた白髪が美しい女性。「一緒に寝ころがって見てみませんか?」とお誘いすると、「この歳になるとかたいところで寝転ぶと腰が痛くなるから。」とためらいつつ、「どんな風に見えるのかしら?」と恐る恐る身体を横にされました。寝ころがるやいなや、「あら、モノクロの作品だと思ったのに、色が見えてくるわね。あ、あそこがオレンジ色っぽく見えてきたわ。」「寝っころがった方が、木が花開いてきている感じがするわね、不思議。」「あのお家の中には人がいる気配がするわね」と次々と発見を語り始めました。後からやって来た2-3人の女性グループにも「寝ころがってみると全然違いますよ」とオススメまでされていました。
中学3年生の2人組の男の子が二人で話しながらとても熱心に各部屋の作品を見ていました。二人はサッカー部ですが、上のフロアで開催している「印旛郡市中学校美術部展」に美術部の友達が出品していて観に来たのだそうです。研究の間に貼り出された来場者によって書かれたワークシートを見ていたところでお話を伺うと、「自分と全然違うことを考えているなぁと驚いています。自分もワークシートに書こうとすると、さっき展示室で見たのとは違ってまたいろいろ考えますね。」
時間をかけて作品を観ていた二人ですが、寝ころびの間では、寝ころがることはしなかったそうです。「何人かいたりワイワイがやがやしていたらよかったけれど、誰もいなかったからちょっと寝ころがることはできなかったです。監視員さんも寝ころがっていたらこちらもやりやすいかも。」なんて提案もしてくれました。改めて寝ころんで作品を観てみると、「ここに小さい石があるの、さっきは気づかなかった。」「こっちとこっちに描かれている植物は違うんだ」「この植物は一本で全部つながっているんだ」などと、さきほどは気づかなかった発見があり、二人のおしゃべりは続いていきました。
6月に行われたミテ*ハナさんの基礎研修にも参加されたそうで、それによってミテ*ハナさんたちの苦労がよりわかるようになったと言います。「展覧会のオープン前日に、監視員とミテ*ハナさんたちとの合同説明会があったんですが、こういう会はお互いの立場を知るためにも、もっとやれたらいいですね。」と言われていました。これまでミテ*ハナさんと監視員さんの交流はあまりなかったのだそうです。
「去年のミテ・ハナソウ展1年目のときは、ファシリテーター自身が絵に近すぎたり、監視員として気になることがあったんです。でも2年目はそういったことはほとんどありません。1年の間でみなさんものすごく変わられたと思います。」と監視の経験からわかるその成長ぶりを語ってくれました。
展覧会は佐倉市立美術館2階にて、2016年8月21日まで。入場料無料。
2015年の夏に開催した「ミテ・ハナソウ展」は、作品をみて、感じたり考えたりしたことを、 おしゃべりしながら楽しむ展覧会です。佐倉市立美術館の収蔵作品を寝転んでのんびりみたり、椅子に座ってじっくりお話したり、薄暗い部屋でゾクゾクしながらみるなど、いつもと違った作品と出会うことができます。
3つの展示室と作品や作家について調べる部屋がありました。
ミテ*ハナさんのガイドで、グループで作品について語りながら、 作品の見方を深める「ミテ・ハナソウ・カイ」を会期中毎日おこないました。
寝ころびの間
靴を脱いでゴロゴロと寝ころんだりしながら、くつろいで作品をみる部屋
闇の間
うす暗い中でジッと目をこらして、ゾクゾクしながらみる部屋
椅子の間
お気に入りの作品の前に、椅子を置いて、じーっくり座ってみる部屋
研究の間
作品や作者のことをアレコレ調べたり、コメントを書いたり貼ったりする部屋
みんなのことば
研究の間ではワークシートにたくさんの言葉が集まってきます。一つの作品についてたくさんの言葉が紡がれているのをみるのも楽しみの一つ。各部屋の作品の横にも、集まってきた言葉のいくつかをファイルにして展示しました。こんな見方もあるんだ!と新しい発見があったのでは?
ミテ・ハナソウ・カイ
毎日11時に定期的に開催しました。 それ以外の時間でも希望者にはミテ・ハナソウ・カイをおこないました。